今年の英語学習を振り返って
今年の1月に英語に500時間使ってC2を目指すという目標を立てたので、達成度について振り返っていきたいと思います。
成果
- 英検1級 (CSE overall 2900/3400, reading 757/850, listening 711/850, writing 721/850, speaking 711/850)
- IELTS overall 7.0 (listening 7.5, reading 8.0, writing 6.5, speaking 6.0)
- Cambridge Proficiency of English (C2 Proficiency) Grade C (overall 205, reading 203, use of english 205, writing 209, listening 222, speaking 188)
中盤でアップデートした目標を元に話していきます。
IELTSは下振れ、CPEは上振れしているかなという印象です。IELTSの目標8.0は成りませんでした。CPEに受かったのは予想外でした。今年中にCPEにGrade Cで滑り込むというのは野心的な目標として設定したつもりだったので、達成できて大満足でした。
メトリクス設定についての反省点は、以下の2点に集約されると思います。
- 試験を受けたタイミング
- 試験の妥当性
まず思いつく改善点は、同じ試験を年の初めと年の終わりに受けなかったことです。これにより、どの程度の効果があったかを数値的に計測できませんでした。広く英語学習者間で見られる問題点として、実力が可視化されることを無意識に嫌い検定試験を避けたがる、逆に自分が高い評価を得られる検定試験を受け続ける(TOEICer)があると思います。学習前に試験を受けなかったのは最初から良い結果を見せたいという前者の意識があったのではないか反省したいところです。
また試験の妥当性にも疑問があります。見てもわかる通り、技能間のスキル差についてはかなり試験ごとにばらついた見解が得られており、リーディングが他技能より強いことを除けば実態は闇の中です。(おそらくスピーキングも相対的に弱いはずですが英検では全く違う結論になっています。)また、リスニングも日常生活で困る機会が圧倒的に多いこと・ドラマが全然聞き取れないことを考えると、(上述の指標よりも)より低く出る指標のほうが妥当だと感じます。
Langfocusのfluencyの記事に感化されて計測可能なゴールを設定した訳ですが、なかなか悩ましいです。
内訳
- Mikan パス単準1級 902分
- Mikan パス単1級 1979分
- Anki 6057分
- In Useシリーズ3冊約2周 580章分 x 30分 = 17400分
- Friends 45エピソード = 900分
以上合計 453時間
測っていないものを加えると、おおまかには目標の500時間は達成できているかなという感じです。途中で学習が止まってしまった週が合計4週間以上あることを考えると、まずまずの結果だと思います。単語類は電車内でできたので、捨てるはずの時間を使えて有意義でした。
SVL, SILに年内に到達できなかったのは残念でした。
来年の目標
- IELTS全技能8.5以上
- CPE Grade A
来年(2020)の学習計画
2020年前半
- IELTS & CPE対策講座 (150時間)
- SVL & SIL完走 (100時間)
- Idioms, Collocations, Phrasal Verbs in Use (Intermediate) 1週目 (100時間)
- Vocabulary in Use (Upper-Intermediate, Advanced) 3週目 (100時間)
2020年後半
- Idioms, Collocations, Phrasal Verbs in Use (Advanced) 1週目 (100時間)
- Grammar in Use (Advanced) 3週目 (50時間)
- Idioms, Collocations, Phrasal Verbs in Use (Intermediate) 2週目 (100時間)
- SVL & SIL復習 (100時間)
- Businessweek, Wired Magazineをひたすら読む
- ひたすら本を読む
- ドラマをひたすら見る
- ポッドキャストをひたすら聞く
- 自前IELTS・CPE対策
TODO: 多すぎるのでどこを削っていくか考える
TODO: 苦手なスキルを伸ばすようになっていないのをどうにかする
英語学習を再開して半年経って
ここまでの成果
受かっちました pic.twitter.com/x2yJh7uRwp
— ぺりゃ (@peryaudo) 2019年7月18日
今年の目標その1は年の中盤に英検1旧取得だったので今のところ目標通り取り組めているということになると思います。英検の測定能力には若干の懸念を持っていますが、CEFR C1の真ん中くらいはあることが無事示ました。
肝心の学習に使った時間ですが、ちゃんとは計測していないですが半年で200時間強くらいで目標の500時間よりは少し遅いペースのはずです。
これまでにこなしたのは、
- Vocabulary in Use (Upper-Intermediate)(2周)
- Vocabulary in Use (Advanced)(1周)
- Grammar in Use (Advanced) 途中まで
加えて、英検向けの対策として
- 通勤電車でmikanのパス単準1級とパス単1級
- 英検1級 英作文問題完全制覇
- 2次試験面接予想問題
計画の変更
年のかなり序盤で500時間では最終目標(C2 Proficiency Grade A)に到底及ばないということに気が付いたので2年計画に変更しました。In Useシリーズを非常に気に入ったので、このシリーズで以下を2年間でこなしていこうと思います。
年内に以下をとりあえず一周する予定です。
- Vocabulary in Use (Upper-Intermediate)
- Vocabulary in Use (Advanced)
- Grammar in Use (Advanced)
- Phrasal Verbs in Use (Intermediate)
- Collocations in Use (Intermediate)
- Idioms in Use (Intermediate)
来年は以下と、今年の復習に使いたいと思います。
Instant Word Power, Word Power Made Easy, Merriam-Webster's Vocabulary BuilderはC2 and aboveな気がしたのでとりあえず以上が終了してから取り組むことにしました。ネットだと準1レベルの人にこの辺りを勧めている人とかいる気がするのですが、だいぶ的外れだと思います・・・
それと、mikanパス単の後継として、AnkiでSVL/SILを覚えていこうと思います。これはできれば9月のIELTS、遅くてもC2 Proficiencyまでには終えたいところです。
今後の目標
来年末の最終目標は C2 Proficiency Grade A合格ですが、今年は以下の試験予定があります。
9月7日(土) IELTS
11月23日(土) ケンブリッジ英検 C2 Proficiency (旧CPE)
年初の目標では年内にIELTS 8.0と書いてありましたが、英検1級は7.0相当らしいので実はこれは1級よりも難しい目標の可能性があります。
C2 Proficiencyは全く受かる自信がないのですが、英検にC1の真ん中と言われて気を良くしたので申し込みました。運が良ければGrade Cに滑り込むあたりを目標にします。
余談ですが、目標の設定はかなり難しく、やはりCEFRと流暢さというのは似て非なる物な気がします。CEFRは広く浅く知っていると高く判定されやすいですが、流暢さは基本的な単語を使いこなせることが重要で、その点In UseはCEFR以上に流暢さの向上にとても良い教材だと思うのですが、なかなかオーラルスキルでは良いやり方をまだ見いだせていません。
今後の課題
オーラルスキルの不足をどうにかしたい。明らかに実用上も会話に弱く、そもそもリスニングをルーチンに組み込めていないので、バランスの悪い英語力になっている気がします。年後半はこれに対処していきたいですが、教科書を終わらせるだけで時間を使い切ってしまうかも。Voice of Americaのシャドーイングを当初はやっていたのですが、面倒でルーチンから抜けてしまいました。字幕付きでドラマを見るのは無しより有効らしいので、Netflixをひたすら見ようとも思ったのですが、フィクションをそもそも全然見ないのでこれも続かず。ドキュメンタリーなら見られるんですが、ドキュメンタリーのナレーターみたいに丁寧に喋っているのは最初から聞き取れるので、あまり意味がない・・・。
実際のコンテンツのインプットが足りていないのをどうにかしたい。BusinessweekとWiredを定期購読しているのですが、積んであります。ちゃんと毎号読みたいですね。それと、ジムでランニングしながらPodcastを聞いたりもしていたのですが、ランニング自体が続かなかったので消滅中・・・。
会社で聞く範囲の英語でわからない物を0にしたい。会社のインボックスに入るメールと会社の会話から分からない文を消すのが学習のそもそもの動機ですが、インボックスのほうは単語をちゃんとやった結果かなり改善したものの、会話に関しては何もしなかっただけあって全然で、特に話の途中で流れからおいてけぼりを食らうことが多々あり、悲しいです。
今年の目標
入社以来時間をかけて英語への自信がなくなっていき一年半でゼロになった
— ぺりゃ (@peryaudo) 2018年11月7日
あけましておめでとうございます。
今年の目標は英語力をCEFR C2にすることです。おそらく現時点でC1最下層くらいの英語力なので、まずC1レベルを確実にしたいと思います。
理由は、去年一昨年と英語の勉強をほぼ全くしなかったのですが、時間を割かないと自然に伸びたりしないという事に気づいたからです*1。500時間くらいは使おうと思います。
具体的な目標としては、英検1級とIELTS 8.0以上を年内に取得したいです。
やる事としては、とりあえずEnglish Vocabulary In UseをUpper-Intermediateからやることにしました。三日坊主と言われないよう実は12月中旬から始めました。
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長年自信過剰だったのですが、でる順パス単を眺めたところ、知らない単語ばかりだったので、正直英検1級かなりがんばって勉強しないと落ちる気がしています。
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年の後半にかけては、このへんの有名どころをこなしていきたいです。
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Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabulary
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Merriam-Webster's Vocabulary Builder
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*1:さらにいえばおそらく高校時代にC1最下層くらいに到達して以来意識的な勉強を止めてしまったが、それが間違いだとここ2年間かけて少しずつ気が付いてきた
「起業のファイナンス」を読んだ
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「MBAバリュエーション」「企業価値の神秘」を読んだに続くファイナンスシリーズ。TLにいるスタートアップ系の人がお勧めしていたので読んだ。日本のベンチャー企業での実務についての雰囲気を掴むことができる本。
インテリアの勉強をする上で読んだ本
自宅の家具に拘ろうと思い、インテリア関係の書籍をそれなりの冊数読んだので、その中からおすすめできる物とそうでない物を紹介する。
必読
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インテリアに限らない色彩の本だが、インテリアにも多くのページを割いている。色彩について体系的に知ることができ非常に興味深かった。
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照明について書かれた本。少々専門的すぎるきらいがあったが、大いに勉強になった。
読まなくてもよい
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一般向け書籍。主婦向けにありがちなことだが、つい実用性に注意が向きあまり見栄が良くないことが多々ある。また、基本的にこれらの本は個人宅を多く紹介しているが紹介されている個人宅が生活感が強くそもそもあまりかっこよくないという事が時々ある。
おすすめしない
- 作者: 松本佳津
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上に書いた本で大体の内容はカバーされていると思われる。書籍としてのクオリティが全般的に低く、お勧めしない。